6月号の山内惠介さん。『こころ万華鏡』の魅力

現在発売中の

歌の手帖6月号には、

山内惠介さんの

新曲『こころ万華鏡』の

発売イベントの模様を

カラー4ページで

大きく掲載しております。

♪いのちまっすぐ~の

ところのポーズですね。

何度も言ってますが、

『こころ万華鏡』は

素晴らしい作品です。

時代も変わっていく中、

演歌も変わらないといけない…と、

ポップスと演歌を融合させた

作品はたくさん出ていますが、

個人的に

おっ、これは…と思うのって、

なかなかないんですよね。

演歌を知らない

ポップス系の方が作ると、

どうしても浅いと言うか、

安っぽくなる傾向があるように感じます。

もちろん、良いのもあるんですけどね。

また、安易に

ロックなどのテイストを取り込むと、

逆に普通のド演歌より

古くささが際だったりします。

演歌とポップの融合って、

難しいんですよ。

しかし個人的には

『こころ万華鏡』って、

『夜桜お七』級の

演歌と異ジャンルを

掛け合わせた名曲だと思います。

『こころ万華鏡』を作曲した

村松崇継先生は、

音楽大学を卒業し、

ピアニストとして、

劇伴作家として活躍。

ポップス系のアーティストにも

曲を提供してきた方です。

しっかりした音楽的知識

(いわゆる楽典の知識)が

あるのはもちろん、

音楽としての演歌歌謡曲にも

造詣が深い方なんだと感じます。

例えば、

和のヨナ抜き音階を使って、

ヒップホップな要素で包んで、

はい、一丁上がり…

みたいな簡単な話では

ないんですよね。

『こころ万華鏡』の旋律には、

日本の音楽に対する

村松先生の

愛情とリスペクトを感じますし、

しかも、

それを品良くポップに

アップデート

しているように感じます。

『こころ万華鏡』って、

パッと聴くと、

とても新しい演歌の感じがしますけど、

フレーズを

パーツごとに見ると、

わりと親しみやすい黄金律で

作られていますし、

コード進行とかも

特に難しいことはしていません。

だけど、

確実に普通の

演歌歌謡曲とは異なる、

新たな時代の演歌に

仕上がっているんです。

それは優れた知識とセンス

が生み出したものですよね。

いや、本当に

老若男女に聴いてほしい

名曲だと思います。

そう言えば、

このイベントの時に、

初めてダンサーを従えて

山内くんが『こころ万華鏡』を

披露したんですけど、

その振り付けをした

花園直道くんも来ていました。

(表側には出られなかったですが)。

花園くんと山内くんは、

同じ高校の先輩後輩なんですよね。

(年齢は5~6才違いかな?)

この2人のコラボも見てみたいですね。

というワケで、

歌の手帖6月号を

よろしくお願いいたします。

村田

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